
FXってどんな感じなん?大学生トレーダーにちょっと興味ある
本記事では上記のような疑問にお応えします。
この記事を書いた人【近況】
※上記の成果を達成するためにやったことの詳細は「大学生FXトレーダーが1週間で10万円→20万円を達成するまでにやったこと3つ」で解説しているのでそちらをご覧ください。
本記事のポイント
- 負けていた時期について
- 大学生FXトレーダーが1週間で10万円→20万円を達成するまでにやったこと7つ
- 1週間で10万円→20万円程度では、全然ザコだった
- 上には上がいるのでコツコツ頑張るしかない
自分はトレーダーの中では全然ザコの部類ですが、それでも資金が増える感覚がなんとなく分かってきました。
過去のトレード
こんな感じで確実に資金を増やす感覚は得ていますし、1日で10万円近く稼ぐことも珍しくなくなりました。
現在の収益は月10万〜20万円くらいが平均です。トレーダーの中ではザコの部類ですが、それでも役に立つ情報は1つくらい持っているはずです。
そこで本記事では、自分がトレードで勝てるまでにやったことと、負けていた時期についてできるだけ詳細に解説していきます。
FXでは1年近く負けていた

自分は2022年の2月頃からトレードを始めました。
そこから1年近くは全く勝てず、今思うと無駄な事ばかりやっていました。
自分がやっていた無駄なこと
- FX系Youtuberの動画をひたすら見る
- デモ口座でトレード
- 検証せず、ただ過去チャートを見て「ここは入れたじゃん」と後付けで考えるだけ
- 「勝ちトレーダーはチャート分析が上手いから勝てている」と思い込んでいた
幸い、自分はほとんどがデモ口座だったので負けていた1年で失った金額は5万円程度です。
今思うとデモ口座も不要だと思いますが、この辺は後ほど解説します。
と言っても最初の半年くらいはFXの動画を見るだけだったので、本格的にデモ口座でトレードを開始したのは2022年の10月くらいからです。
途中からは、「数千円〜数万円をリアル口座に入金」→「溶かす」の繰り返しで、後半の半年でトータル5万円ほど溶かしました。
負け続けていた時は「このゲームで勝てるやつ本当にいんの?」という疑問が強かったです。
勝てるようになったのは「過去検証」をガチってから

よく、勝ちトレーダーの方が「FXで勝てるようになったキッカケ」みたいな動画を出していますが、自分の場合は「過去検証」をガチってからです。
1つのパターンに絞って検証する
↓
「過去8年×8通貨ペア」で、ひたすら同じパターンでエントリーする
↓
リアルトレードは検証した1つのパターンしかエントリーしない。それ以外は待ち。暇。
過去検証は「ForexTester5」を使いました。トレードの検証ソフトでは1番有名ですし、「データを取る」「練習する」という意味では最もオススメです。
初心者は「FXの本をたくさん買ってひたすら読んだら勝てる」みたいに思いがちですが、ハッキリ言って不要でした。自分も本読みまくってましたが、手法系の本は1ミリも役に立っていません。
やるべきは「勉強」ではなく「検証」です。もちろん、最低限のインプットは必要ですが...
大学生がFXで1週間で10万円稼ぐまでにやったこと

大学生がFXで1週間で10万円稼ぐまでにやったことは、大まかに以下の3つです。
実際はもっとたくさんありますが、今回は上記の3つに絞って紹介していきます。
その①:まずは資金管理を覚えた
まずは手法よりも何よりも「資金管理」です。これができないと一瞬で破産します。
「資金管理」とは、名前の通り資金の管理方法です。これに関して正解はありませんが、勝っているトレーダーは資金管理をガチガチに徹底している人が多いです。
ここでは、自分や勝ちトレーダーが採用している資金管理を軽くお伝えします。
最初に覚えるべきは「ロット計算」
最初に覚えるべきは”絶対”に「ロット計算」です。
資金管理でよく言われるのが「2%ルール」というもので、「1トレードのリスクは資金全体の2%に抑えましょう」というもの。
例えば口座の資金が1万円なら、1トレードでの損切りは200円までです。
「2%」が絶対に正しいわけではなく、自分の手法の勝率やリスクリワード・トレード回数から何%に抑えるかを決めればOKです。
この1トレードのリスクを抑えるためには、「損失許容額からロットを逆算する」という作業が絶対に必要です。
ロット計算のやり方
ロット計算のやり方は、大まかに次のステップです。
- ステップ1. 損失許容額を決める
- ステップ2. 損切りまでのpipsを測る
- ステップ3. 計算する
ここは説明するのが面倒なので「ましろさん」の動画をご覧ください。
ましろさんの動画
まずは手法よりも先にロット計算の仕組みを知ってきましょう。
ロット計算はツールを使うと便利
ましろさんはロット計算を電卓で行っていますが、普通にめんどくさいのでツールを使うと便利です。
ロット計算ツールはスマホアプリで計算すると無限に出てきます。
以下の3点のみ記載されているシンプルなツールが使いやすいです。
- 損失許容額
- 決済通貨(USDJPYなら円、GBPUSDならドルが決済通貨)
- 損切りまでのpips
※以前まではスマホでロット計算していましたが、現在はMT4の「Easyorder」というツールを使っています。3,000円くらいですがマジで革命的に便利なので買ってください。スマホでのロット計算には戻れないですよ。
その②:1つの手法に絞って徹底的に検証する
自分が勝てるようになった最大のきっかけが、「1つの手法に絞って徹底的に検証」したことです。
はっきり言って、Youtubeで手法のインプットしまくるのは無駄です。手法なんて1つでいいです。その1つを徹底的に極めれば自分の勝ちパターンでしかエントリーしなくなるので、ポジポジ病もなくなります。
ついでに言うと手法も何でもいいです。毎回同じポイントでエントリーできていればそれだけで期待値は収束していきます。
検証の目的
検証の目的は、以下の3つです。
- 目的その①:勝率・リスクリワード・最大ドローダウンを割り出す
- 目的その②:同じポイントでエントリーするための練習
- 目的その③:手法をより洗練させる
目的①と目的②は書いている通りです。
3つ目の「手法の洗練」については、利確ポイントやエントリーポイントを少し変えてみて勝率・RR・DDがどう変わるかを検証するだけです。
具体的なやり方は後ほど記事にしますので、少々お待ちください。
検証はForex Testerがオススメ
FXの検証ツールは「Forex Tester」を使っておけば間違いありません。もっとも有名で実績があります。
価格は2万円弱くらいですが、手法を完成させるためには欠かせない出費です。
検証しなくても勝てているトレーダーはたまにいますが、勝てていないトレーダーの90%以上は検証していないか、検証不足のはずです。
2万円の初期投資くらいトレードで勝てるようになれば簡単に回収できるので、ひたすら検証ソフトを回しましょう。
その③:リアルトレードでは確率を収束させるだけ
リアルトレードでは、過去検証と同じ作業をするだけです。
考えることはほとんどないですし、「自分のパターンが来たら入る」という作業の繰り返しです。ひたすら期待値を収束させるだけ。
もちろん、リアルトレードは実際のお金が動くのでメンタルは不安定になるので、メンタルが安定する範囲での資金管理が必須です。
「資金管理」と「過去検証」の2つを徹底すれば、リアルトレードは基本的に暇です。
あとは同じことを繰り返していれば勝手に資金が増えるので。仮に資金が増えていなければ、過去検証通りのトレードができていないか、メンタルを保てずにギャンブルトレードしているかのどちらかです。
ルールが守れないと資金が増えるわけないので、徹底して守る必要があります。
過去検証では勝てるのに、リアルトレードでは勝てない理由
過去検証では勝てるのに、リアルトレードでは勝てない理由として、以下が考えられます。
- 過去検証と100%同じトレードができていない
- 連敗が続いて手法を信じれなくなり、手法を変えてしまう
- 過去検証で勝てていないのにリアルトレードに移行する
- そもそも過去検証のやり方が正しくない
トレードは検証が命です。とにかく「検証して勝てるようになる」ことが最優先。リアルトレードは検証で10倍~100倍を達成するまでは、お金の無駄なのでやらない方がいいです。
大学生がFXトレードで勝てるようになった考え方

トレードで勝てるようになった別のきっかけとして、考え方やマインドもあります。
- FX=ギャンブルである
- 手法は何でもいい
- 連敗は必ず来る。だからこそ資金管理が重要
ちょっと深ぼって話します。
その①:「FX=ギャンブル」である
これは賛否両論あるかもしれませんが、自分は「FX=ギャンブル」と捉えてから勝てるようになりました。少なくとも投資ではありません。
どんなに頑張っても先の相場を予想することはできないし、「統計的にここ期待値が高いポイント」だからエントリーするわけです。
例えば自分のの手法は、過去検証から統計的に以下のデータが取れています。
- 勝率:50%~55%
- リスクリワード:1対3~4
- 最大ドローダウン:8連敗
エントリーするときは「大体50%の確率で3倍のリターンが見込めるなー」と思いながらエントリーしてます。
つまり、負けを引く確率は50%あるわけで、どうあがいても「期待値ゲー=ギャンブル」からは逃れられないです。
負けの50%を引いたところで「悔しい」とか「取り返そう」とは思いません。確率的に50%を引いただけですからね。コイントスで負けたようなものです。
繰り返していけば期待値が収束します。
その②:手法はなんでもいい。重要なのは「再現性」
初心者の頃はひたすら勝てる手法を探してました。
Youtubeや本を見て分かった気になり、実際のトレードでは負ける。この繰り返しでした。
でも、手法なんてそこそこの期待値が取れれば何でもいいんです。勝率100%とかないので。
重要なのは、
- 自分が納得できる
- そこそこの期待値が取れる
- 毎回同じポイントでエントリーできるくらい再現性が高い
この3点です。
特に「再現性」は超重要で、例えばエントリー時に1ミリでも迷ったらエントリーするべきじゃないです。
再現性の低い手法は、過去検証のデータも信用できないですし、毎回違う手法なので期待値も収束しません。
勝ててない時は「再現性」を甘く見てました。
「再現性」が低い例
- 「さっきはエリオット波動の3派でエントリーしたから、次はゴールデンクロスでエントリーしてみよう」
- 「トレンドラインの引き方が微妙だけど、とりあえずエントリーしてみよう」
- 「高値と安値の判定が難しくて迷ってるけど、形がきれいだからエントリー」
自分の場合、高値・安値の判定で再現性がなかったので、「ZigZag」というインジケーターを入れて再現性を100%にしました。
迷っちゃうならインジケーターに頼ればいいんです。インジケーターは人間と違って、毎回同じ情報を提示してくれるので主観が入らず、高い再現性を担保してくれます。
その③:連敗は必ず来る。だからこそ資金管理が重要
どんなに勝率が高い手法でも、使い続けていればいずれ連敗がきます。だからこそ、連敗でメンタルをぶっ壊さないためにも、資金管理が超重要です。
資金管理も説明が面倒なので、ヒデさんの動画をご覧ください。
ヒデさんの動画
上記の動画は資金管理の本質なので、自分は理解できるまで見ました。
ヒデさんの動画内では「高勝率手法は必要ない」とおっしゃっていますが、100%同意です。検証すれば分かりますが、勝率よりもリスクリワードとトレード回数を上げ、資金管理で口座残高を増やす方が自分は楽です。
もう1つ、波乗り道場を運営している方のジョニーさんの動画も参考にしてみてください。
ジョニーさんの動画
この2つの動画を見て置けば、「FXが投資とは全く異なるもの」であり、「FXにおいて手法より資金管理が重要」だと分かるはずです。
ぶっちゃけ、資金管理を工夫すれば勝率50%のリスクリワード1:1とかでもプラスになりますからね。「無理でしょ」と思うかもですが、できます。
トレードは「資金管理」と「手法」をセットで考える必要があります。資金管理のシミュレーション通りに資金を増やすためにも、再現性の高い手法が必要なわけです。
大学生がFXで1週間で10万円稼ぐまでのまとめ

本記事では自分がFXで1週間で10万円稼ぐまでにやったことを紹介してきました。
おさらいですが、自分は大したトレーダーではないです。それでもここ数か月は安定した利益を出しており、ある程度の信頼性はあるはずです。
これからFXを始めてみたい人に少しアドバイスすると、「FXはギャンブル」です。
レバレッジを効かせて「1万円くらいの小額を一気に100万円~1,000万円に増やす」のがFXの効率的な使い方なのは間違いないです。
1万円が100万円なんて夢みたいと思うかもしれませんが、それができるのがFXの最大の魅力です。
間違っても100万円や1,000万円を口座に入れないでください。絶対溶かします。絶対です。
仮に100万円とか1,000万円ほどの資金があるなら黙って積み立てNISAか米国株のETFにぶち込みましょう。そっちの方がメンタル的にも楽ですし、リスクも少ないです。
本記事は以上です。今後もFX関連の記事は書いていきます。更新が遅かったらTwitterでDMするかお問合せフォームからご連絡ください。頑張って書きます。質問も受け付けます。