- WebライターにSEO対策って必要?
- なんか難しそうだから必要なものだけ教えて欲しいです
今回はこういった疑問にお応えします。
自分はかなり怠惰な大学生ですが、Webライターで初月で1万円稼ぐことができました。現在は月5万円ほど稼げています。
SEOと聞くと「なんか難しそう」と感じるかもしれませんが、意外と簡単なんです。
特に、Webライターであれば「読者を満足させる記事を書く」ことが最も重要です。
具体的には、以下の4つだけです。
Webライターが知るべきSEO対策4つ
- 読者の「検索意図」を把握する
- タイトルにキーワードを入れる
- 見出しにもキーワードを入れる
- 読者の「滞在時間」を伸ばす
この記事を読めば、「SEOって意外と簡単?」と思うはず。
結構頑張って書いたので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
【初心者Webライター向け】SEOの基礎知識
まずは、SEOの基礎を理解しましょう。
(※分かる人はスキップ推奨)
SEO対策とは「検索上位」を取るための対策
SEO対策とは、簡単にいうと「Google検索で上位を取るための対策」です。
例えば、「TOEIC おすすめ 参考書」で検索した場合、
上記の画像のように表示されますね。上から1位、2位・・・と、続きます。
SEO対策では、なるべく「1位」を目指して記事を書いていきます。
なぜ、検索1位を目指すのか
1位をとると、サイトへのアクセスが増えるからです。
データを見てみるとわかりやすいですね。
検索順位とクリック率の関係は、
- 1位:13.94%
- 2位:7.52%
- 3位:4.68%
- 4位:3.91%
- 5位:2.98%
- 6位:2.42%
- 7位:2.06%
- 8位:1.78%
- 9位:1.46%
- 10位:1.32%
上記のようになり、検索上位の方がクリック率が高いことが分かりますね。
「SEO対策をする」▶︎「検索上位を取る」▶︎「サイトに訪れる人が増える」▶︎「サイトの売り上げが増える」という流れです。
もちろん、検索上位を取るのは簡単ではありません。
サイトの利益を増やすためにSEOは必須なので、多くのブロガー・ライターが検索上位を狙うわけです。
Webライターが勉強すべきSEO対策の基本4つ
まず、記事を書く前に必要なSEOの基礎は以下の4つです。
SEO対策の基本4つ
- 読者の「検索意図」を把握する
- タイトルにキーワードを入れる
- 見出しにもキーワードを入れる
- 読者の「滞在時間」を伸ばす
検索キーワードから、読者の「検索意図」を把握する
まずは、検索キーワードから読者の「検索意図」を把握しましょう。
「検索意図」=「読者悩んでいること」です。
例えば「Webライター SEO対策 やり方」で検索した場合の検索意図は「Webライターに必要なSEO対策が知りたい!」ということになります。
※キーワードは「このキーワードを狙って書いてくださいね」という感じで、クライアントから渡されるはず。
この検索意図を把握するには、「ラッコキーワード」を使うとわかりやすいですよ。
試しに、キーワードに「TOEIC 700点」と入力すると、、、
サジェストから、読者の悩み、知りたいこと、つまり、検索意図が分かります。
- toeic 700点 勉強時間
- toeic 700点 すごい
- toeic 700点 就活
- toeic 700点 転職
- toeic 700点 参考書
- toeic 700点 どのくらい
こんな感じで読者がどんなことが知りたいのか、どんな悩みがあるのか、がわかりますね。
記事を書く際には、これらの疑問を解決してあげましょう。
ラッコキーワードは自分もよく使いますし、無料なのでぜひ活用してみてください!
タイトルにキーワードを入れる
タイトルにはキーワードを入れましょう。
先ほどのキーワード「TOEIC 700点 勉強時間」を例に出すと、
- キーワード: TOEIC 700点 勉強時間
- タイトル:TOEICで700点取るために必要な勉強時間は?効率を上げるコツを5つ紹介
こんな感じでタイトルをつけるといいですね。
SEOの基本は「キーワード」にあるので、キーワードを基準にタイトルをつけましょう。
見出しにキーワードを入れる
見出しにもキーワードを入れましょう。
具体例
【キーワード】:TOEIC 700点 勉強時間
【見出し構成】
- H2:TOEICで700点とるための勉強時間とは?
- H3:今300点の人の場合:だいたい〜ヶ月
- H3:今400点の人の場合:だいたい〜ヶ月
- H3:今500点の人の場合:だいたい〜ヶ月
- H2:TOEICで効率よく700点とるためのコツは?
- H3:勉強方法①:単語を覚える
- H3:勉強方法②:ひたすら演習する
- H2:【まとめ】TOEICで700点とるための勉強期間
不自然にならない程度でH2見出しにキーワードを入れましょう。
余裕があればH3見出しにも入れるといいですよ。
読者の「滞在時間」を伸ばし「離脱率」を下げる
SEOにおいて、読者の「滞在時間」、「離脱率」はチェックするべきポイントです。
- 滞在時間:読者のサイト滞在時間のこと。長いほどSEOに有利
- 離脱率:読者が記事を最後まで読まずに離脱する割合。低いほどSEOに有利
Webライターが意識することは「読者が最後まで見たくなる記事を書く」ことです。
Webライターができる対策:具体例
- 1文を短く、分かりやすい表現にする
- 記事をスッキリとした装飾にする
- 難しい表現や漢字を使わず、小学生でも分かるような文にする
- キーワードと、記事の内容を一致させる
このように、「読者ファースト」で書くことで滞在時間を上げることができます。
【実践編】SEOを意識した記事の作り方
SEOの基礎がわかったら、「じゃぁどうやって記事を書くの?」という部分を解説していきます。
SEOを意識した記事の作り方
- キーワードから、読者の悩みを明確にする
- キーワードからタイトルを選定する
- 競合を調査しよう
- 見出し構成を作る
- PREP法を覚える
①:キーワードから、読者の悩みを明確にする
まずはキーワードから「読者の悩み」を明確にしましょう。
この「キーワード」と「読者の悩み」はSEOの基本で、超大事です。
超重要なので覚えておきましょう。
では、具体例をあげて説明します。
キーワード:「Webライター SEO対策」の場合
【読者の悩み】
- WebライターにSEO対策は必要なの?
- Webライターに必要なSEO対策が知りたい
キーワード:「TOEIC 700点 期間」の場合
【読者の悩み】
- TOEICで700点とるまでの期間が知りたい
- 700点取るための効率のいい勉強方法が知りたい
こんな風になるはず。
「このキーワードで検索する読者は、何を悩んでいるのかな、、?」
という感じで考えるとわかりやすいかもしれませんね。
②:キーワードからタイトルを選定する
読者の悩みを洗い出したら、タイトルを選定しましょう。
キーワードをタイトルに入れないと、Googleで検索されても表示されないので、タイトルには絶対にキーワードを入れてください。
また、先ほどの具体例を使って説明していきます。
タイトルの付け方の例
【キーワード】:Webライター SEO対策
【読者の悩み】
- WebライターにSEO対策は必要なの?
- Webライターに必要なSEO対策が知りたい
【タイトル】:Webライターに必要なSEO対策5つを解説!【初心者でも簡単】
【キーワード】:TOEIC 700点 期間
【読者の悩み】
- TOEICで700点とるまでの期間が知りたい
- 700天取るための効率のいい勉強方法が知りたい
【タイトル】:TOEICで700点取るために必要な期間は?効率の良い勉強法も解説!
こんな感じでキーワードを入れつつ、読者が「知りたいことはこれだ!」「このタイトル気になる!」と感じるタイトルをつけるといいですよ。
タイトルの付け方のコツ
- 検索のキーワードを「必ず」入れる
- 読者の悩みを取り入れる
- 30字前後で書く
- 疑問文を入れる:
「〜とは?」「〜って必要?」 - 理由・方法・やり方を入れる:
「〜な理由!」「〜する方法」「〜のやり方とは?」 - 数字を入れる:
「〜べき理由5つ!」「〜する手順5ステップ」 - 簡単であることを伝える:
「初心者OK!」「未経験でもできる」「最短10分でできる」
タイトルの付け方は、上記のコツを参考にしてみてださい。
自分で検索してみて、「この表現いいな良いな」って思うタイトルがあればどんどんパクるものいいですね。(※丸パクリはさすがにNG)
③:競合を調査しよう
続いて、競合を調査しましょう。
※競合とは、Google検索で上位争いをしている「敵」のようなものです。検索上位を得るためには、競合に勝たなくてはいけません。
競合に勝つためには、まず相手のことを知る必要がありますよね。
競合分析の基本の手順は4つです。
(※あくまで自分のやり方で、これが正解というわけではありません)
競合調査の手順
- 勝ちたいキーワードで検索
- 上位に出てきたサイトの「タイトル」「見出し」などを分析
- 読者の悩みを把握
- 自分の記事に取り入れる
競合調査の目的は、手順①で見逃した「読者が知りたいこと」ことです。
「検索上位にいる=読者が満足している記事」なので、上位のサイトは読者の知りたいこ網羅されているはず。
手順①だけだと把握できなかった「他に知りたいこと」がないか、これを探すのが競合調査です。
新しい悩みが見つかった場合は自分の構成に取り入れて、見つからない場合はスルーでOK。
④:見出し構成を作る
読者の悩みがわかったら、見出し構成を作っていきましょう。
記事を書く前に構成を作っておくと、書いている途中で軸がブレませんし、書くことが決まるので「何を書けばいいかわかんない状態」を防げます。
*クライアントによっては、記事を書く前に構成の提出を求められることもあります
まずは構成のポイントを押さえておきましょう。
構成のポイント
- H2、H3の階層構造を意識すること
- キーワードに対する「答え」を用意すること
- 見出しだけで内容が分かること
- H2見出しにはキーワードを入れること
またまた、先ほどの例を使って説明します。
具体例①
【キーワード】:Webライター SEO対策
【読者の悩み】
- WebライターにSEO対策は必要なの?
- Webライターに必要なSEO対策が知りたい
【タイトル】
- Webライターに必要なSEO対策5つを解説!【初心者でも簡単】
【見出し構成】
- H2:WebライターにSEO対策は必要
- H3:必要な理由①:単価が上がる
- H3:必要な理由②:SEOライティングの案件が豊富
- H3:必要な理由③:ブログアフィリエイトに役立つ
- H2:Webライターが覚えるべきSEO対策5つ
- H3:1つ目:読者の悩みを明確にする
- H3:2つ目:見出し構成を作る
- H3:3つ目:タイトルを選定する
- H3:4つ目:PREP法で記事を書く
- H3:5つ目:メタディスクリプションを記入する
- H2:【まとめ】Webライターに必要なSEO対策5つ
具体例②
【キーワード】:TOEIC 700点 期間
【読者の悩み】
- TOEICで700点取るための期間が知りたい
- 最短で700点とるための勉強方法が知りたい
【キーワード】:Webライター SEO対策
【タイトル】
- TOEICで700点取るために必要な期間は?効率の良い勉強法も解説!
【見出し構成】
- H2:TOEICで700点とるための期間とは?
- H3:今300点の人の場合:だいたい〜ヶ月
- H3:今400点の人の場合:だいたい〜ヶ月
- H3:今500点の人の場合:だいたい〜ヶ月
- H2:最短で700点とるための勉強方法は?
- H3:勉強方法①:単語を覚える
- H3:勉強方法②:ひたすら演習する
- H2:【まとめ】TOEICで700点とるための勉強期間
こんな感じで構成を作ると良いですよ。
「読者の悩み」「階層構造」「H2にキーワードを入れる」を意識して、構成を作りましょう。
⑤:PREP法を覚える
構成が完成したら、「PREP法」で記事を書いていきましょう。
PREP法とは
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論で締めくくる
「Point Reason Example Point」の頭文字をとって「PREP法」ですね。
簡単に具体例で説明します。
PREP法の具体例
- Point(結論):WebライターにSEO対策は必要です。
- Reason(理由):なぜならSEO対策のできるWebライターは貴重だから
- Example(例):クラウドワークスで検索してみると、SEOの知識があるライターの文字単価は1円以上であることが多いですね。
- Point(最後にもう一度結論):なので、WebライターでもSEOの知識はある方がいいでしょう。
もう少し肉付けしてみましょう。
【結論】
WebライターにSEOの知識は必要です。
【理由】
理由は以下の3つです。
- SEOライティングの案件が多いから
- SEOの知識があると、単価が高くなるから
- アフィリエイトブログに役立つ
【具体例】
①:SEOライティングの案件が多いから
(結論)SEO知識が必要な理由1つ目は、SEOライティングの案件は豊富にあることです。
(理由1)「案件が多い=取れる仕事が多い」ということで、食いっぱぐれる心配が減りますよね。
(理由2)案件が多いことで自分にあった条件のクライアントを選ぶこともできます。
(例)クラウドワークスで探してみると、確かにSEOライティングの案件は多いですね。
(結論)案件がことは、ライターにとってもプラスになりますよ。
②:・・・・
(結論)・・・・
(理由)・・・・・
(例)・・・・
(結論)・・・・
③:・・・・
(結論)・・・・
(理由)・・・・・
(例)・・・・
(結論)・・・・
【結論】このように、SEOの知識があるWebライターには多くのメリットがあります。
上記の通りに、PREP方を繰り返し使ったり、理由を増やしせば、分かりやすく説得力のある文が書けそうですね。
PREP法を使うことで「読者にとって説得力が増す」▶︎「満足度が上がる」▶︎「最後まで読んでもらえる」▶︎「SEOの評価がUP!」
という流れです。
PREP法は直接SEOに関係するわけではありませんが、「結論ファースト」にすることで、読者が途中で離脱する確率を減らせます。
「文章が不自然になるな、、、」と感じた場合は無理にRREP方を使う必要はないです。どこかを削ったりするのも全然OK。
ここでも意識することは「読者ファースト」です。説得力があり、分かりやすい文は読者を満足させますよね。
SEO対策を深く学べる本3つ
Webライターが学ぶべきSEO対策は、最低限この記事で書いてきたことを覚えればOK。
ですが、「もっと深く学びたい」「自分のブログに活かしたい」と考えている方は、以下の3つの本がおすすめです。
SEO対策を深く学べる本3つ
- 沈黙のWebライティング
- 10年つかえるSEOの基本
- 【入門】SEOに効くWebライティング
①:沈黙のWebライティング
まずは「沈黙のWebライティング」。とりあえずこれだけでもOK!と言えるくらい中身が詰まっています。
ちょっと分厚いですが、漫画で解説されているのでSEO初心者でも楽しく学べますよ!
②:10年つかえるSEOの基本
「10年つかえるSEO」は有名ですね。最初に読んで欲しい本です。
「Q&A」の会話形式で、初心者に優しく解説されています。
「SEOって意外と簡単?」と思わせる内容なので、ぜひぜひ読んでみてください!
③:【入門】SEOに効くWebライティング
3冊目は「SEOに効くWebライティング」。「入門」とあるように、初心者におすすめの本です。
SEOの基礎知識から、いろいろな執筆のテクニックまで、幅広く解説されています。
特に、「SEOに特化したライティング」を教えてくれるので、「文章が苦手…」という方にぜひ読んで欲しいです!
まとめ:Webライターに必要なSEO対策のやり方
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
ちょっと長くなってしまったので、軽くまとめます。
まず覚えるSEO対策の基本4つ
- 読者の「検索意図」を把握する
- タイトルにキーワードを入れる
- 見出しにもキーワードを入れる
- 読者の「滞在時間」を伸ばす
SEOを意識した具体的な記事の書き方
- キーワードから、読者の悩みを明確にする
- キーワードからタイトルを選定する
- 競合を調査しよう
- 見出し構成を作る
- PREP法を覚える
Webライターに必要なSEOはそこまで難しくない
この記事を読んだ方は「SEOってあまり専門的じゃない、、?」と思ったはず!
実際、Webライターに必要なSEO対策は、「キーワードをタイトル・見出しに入れる」こと。それから「読者を満足させる記事」を書くことだけなんですよね。
あまり難しく考えずに、読者目線で記事を書いていきましょう。
Webライティングは本での勉強がおすすめ
Webライティングは本で勉強するのがおすすめですよ。
本で勉強することで、本から分かりやすい文章の書き方をパクれますし、情報が網羅されているので「わからないことがわからない」状態の初心者にぴったりです。
この記事でもおすすめの本を紹介していますが、やや高いです。
なので、「お金をかけたくない!」方は、Kindle Unlimitedで勉強しましょう。
以下、おすすめの本を紹介した記事なので気になる方はどうぞ!
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